骨付き肉についてまとめてみました!

スペアリブ、トマホーク、Tボーン、フレンチラックとは?
部位の特徴と調理例、世界の食文化について

 

お肉の部位にはさまざまな種類があり、料理法や文化によってその楽しみ方も異なります。
今回は、スペアリブ、トマホーク、Tボーン、フレンチラックという人気の部位について、
その特徴や調理法、そして世界での食文化をまとめました。


🟧スペアリブ(Spare Ribs)
【特徴】
豚や牛の「肋骨(あばら)」に付いている肉で、
特に豚のスペアリブが一般的です。
旨味が強く脂身と骨がバランスよくついているのが特徴です。
骨付き肉のジューシーさが楽しめ、煮込むほど柔らかくなる肉質です。

【調理例】
バーベキューやグリル、煮込みや揚げ料理など幅広い料理に使われます。
🇺🇸アメリカや🇦🇺オーストラリアでは甘辛いソースで仕上げる「BBQリブ」
として夏のバーベキューに欠かせない存在です。
アジア諸国では醤油やスパイスで煮込む「スペアリブの甘辛煮」が好まれます。
各国のスパイスや調味料を活かしたアレンジが見られます。

 

🟧トマホーク(Tomahawk Steak)
【特徴】
リブアイステーキ(リブロース部分)に長い骨をつけた豪快なカットが特徴で、
まるで斧(トマホーク)のような見た目から名付けられました。
骨付きならではの旨味と、厚みのあるリブアイのジューシーさが楽しめます。
脂肪分が多く、焼くと香ばしくとろけるような食感に仕上がります。

【調理例】
トマホークステーキは、アウトドアやバーベキューでも人気が高く、
豪快な焼き方が楽しめるため多くの食通に愛されています。
🇺🇸アメリカではステーキの王道として、シンプルに塩と胡椒で味付けし、
じっくりと焼いてミディアムレアで仕上げるのが一般的です。
骨付きのためオーブンで焼き、最後にグリルで表面を焼き付ける「リバースシアー」もおすすめです。
アメリカやヨーロッパで高級ステーキとして提供されることが多く、
豪華でインパクトのある見た目が特別な日の食事にぴったりです。

🟧Tボーン(T-Bone Steak)
【特徴】
T字型の骨を挟んで片側にサーロイン、もう片側にフィレがついている贅沢なカットです。
サーロインのしっかりとした食感とフィレの柔らかさの両方が一度に楽しめるため、
ステーキファンにとって特別な部位とされています。
脂身は適度で、焼くとジューシーな旨味が感じられます。

【調理例】
肉の旨味が活きる部位として、世界中のステーキハウスで提供されています。
塩と胡椒でシンプルに味付けをし、少しレアなミディアムレアで焼き上げると、
サーロインとフィレの両方の食感と旨味が引き立ちます。
焼いた後にしばらく休ませることで肉汁が均一に行き渡り、より美味しく仕上がります。
🇺🇸アメリカでは「ポーターハウス」
🇮🇹イタリアでは「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」として提供され、
厚切りのTボーンをシンプルな塩味で焼き上げるスタイルが好まれます。

 

🟧フレンチラック(French Rack)

【特徴】
骨付きの子羊のあばら肉を、骨を整える「フレンチカット」により
見た目にも洗練された印象が特徴です。
子羊肉のため、クセの少ない風味と
柔らかな肉質に絡む脂のジューシー感を楽しめます。

【調理例】
フレンチラックはオーブンでローストするのが人気で、
塩と胡椒でシンプルに味付けをしたり、ローズマリーやガーリックを使って香り高く仕上げるのが一般的です。
表面をパン粉やハーブで覆って焼き上げることで
香ばしさが加わり、見た目も華やかになります。

🇬🇧イギリスや🇳🇿ニュージーランドでは羊肉は一般的であり、
本場🇫🇷フランス料理では「キャレ・ダニョー」と呼ばれております。
上品な見た目と食べやすさから特別なディナーで提供され
おもてなし料理としてもよく使われています。


骨付き肉のため、キャンプ飯やバーベキューのメイン料理におすすめします。
ご家庭では大型のフライパンやオーブンでの調理を推奨いたします。
また各国の食文化も感じられる魅力的な部位です。
ぜひ、さまざまな調理法で楽しんでみてください。

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